トップページ > 建築士事務所の役割 > 建築確認申請について

建築士事務所の仕事The work of the architect’s office

建築確認申請について

  建築確認申請は建築主が行政庁(役所)に提出する書類です。
しかし、現実は委任をして建築士に委託しているのが大多数です。

  建物を建築する前に建築基準法など関連法規に適合しているか、
設計図書・仕様書を行政庁に提出し、確認していただく必要があります。 この建築確認申請書の中に設計者名、工事監理者名、工事施工者名を記載する欄があります。 本来、ここで自分自身で納得したそれぞれの者を記載するのです。 しかし、実態は、建築主は施工会社を選ぶだけで、あとは施工会社に設計者、監理者の選択を一任しているのが現状です。

  建築確認申請は設計業務の一部分でしかありません。 役所に確認申請を通して、あとは施工会社に任せる設計事務所がありますが、これは建築主の期待に十分応えられるか疑問が残ります。
住宅建築申請について
  設計・施工の場合、自社の建築士が建築主との打ち合わせ、説明を十分に行わずに確認申請を行うこともあるようです。 また、外部の設計事務所に確認申請だけを委託する例もあります。 この場合、確認申請に最低限必要な設計図書のみ作成し、なおかつ建築主と一度も打ち合わせ及び説明がなされないことも多いようです。 このようなケースは監理も十分でなく、後々問題となる例もあります。

  • 建築作品募集のご案内
  • 日事連・建築士事務所賠償責任保険(建賠保険)2021年度募集開始
  • 既存住宅状況調査技術者
  • 関係団体リンク
  • 求人情報